特に古い車の車検に関する検査規定・保安基準など
旧い車を取り扱っていると、車検時の保安基準等ユーザーが間違って理解していることが多くあり
私たちも国の検査を受かるように国が定めた保安基準に適合するように整備・改善作業をさせていただいております。
初めて作業を依頼される方の中には、今までこれで車検通っていたから大丈夫とか問題ないと言われる方がいらっしゃいますが
そういわれる方の大半は保安基準NGの個所が多く見受けられます。
特に最近は、廉価にて代行される業者さんや色々と通すことができるありがたい業者さんもいらっしゃいますので正しいことを理解(把握)されないで乗られているユーザーも多くいらっしゃるようです。
そんなわけで、時間のある時に何となくでも参考になる記事を載せていきます。
例えば、自分の車は古いけどシートベルトが必要な年式なのかどうか? とか、マイル表示のメーターだけど実際のスピードが分かりづらいけど良いのかなぁ等も含めて国の検査規定と保安基準に掲載されている一部分についてとなります。
メンテナンスなどの参考にしてみてください。
初の記事は
前照灯 ヘッドライトです。
ヘッドライトは左側通行用と右側通行用があります。
まれにどちらにも使えるヘッドライトもありますがいずれにしてもライトに識別表示があります。
日本は左側通行ですので左側通行用のライトの使用が必要です。
中には古い車は走行用(ハイビーム)で計測するから大丈夫と言われる方もいらっしゃいますが
すれ違い用(ロービーム)に切り替えた時に対向車を照らすようになってしまい不適合となります。
また、テスターで計測して光度は通常2灯式の場合は片側(すれ違い灯が同時点灯しないもの) 15000cd(カンデラ)以上が必要です。
すれ違い灯が同時に点灯するものは1灯に付き12000cd以上、12000cdに満たない場合は、同時に点灯するすれ違い灯との光度の和が15000cd以上となります。
4灯式の場合はもう少し変わってきます。
主走行用ビーム1灯に付き12000cd以上、または他の走行前照灯との和が15000cd以上となります。
光度が足りないものや、レンズが著しく汚れていたり、傷や劣化で傷んでいるものは交換しないと基準に満たないものもあります。
ライトに左側走行用かどうかわかり易い識別費用がありましたので掲載しておきます。
ご自身のライトが右側走行用だった場合は、基準に適合するライトもご用意できる車もありますのでお問い合わせください。


*国の検査規定や保安基準に基づき記載していますが、解釈の違いなどあるかもしれません。詳しいことはご自身の管轄地域の国の検査場へ問い合わせてみてください。


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